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大きな絵を描くのは久しぶりだ。
いや大きいと言う程でもないサイズだが。



銀河の夜の盆踊り大会で描いてきた。
暑かったが今回は普通に暑いだけだったのでよかった。
以前(2年前と3年前)は倒れそうな程の暑さと直射日光だったからなぁ。

人がたくさん来る頃には、後ろに下がって構図を考える事が出来なくなるので
16時に開始の予定だったが、30分程早めに描き始める。


「盆踊り風にならないだろうか」という商店街からの希望に応え、メーテルには浴衣を着せてみた。


さてこの後どうすれば良いだろうと、少し考え込む。相変わらず無計画だ。



お客様からの差し入れをいただいたり冷たいお茶を何本も飲んだりヤキソバを食べたりしながら描いて、気がついたら大体できあがった。



このあたりで一昨年のように、パネルが寄付金の札でいっぱいになったので、絵は撤去される事になる。



今回はこの事態を見越し、紙をスタイロホームの土台に貼り、移動できるようにしてあったのだ。
19時前で少し早かったが、予定通りヤグラの下に置かれることになった。
実はまだ完成していないんだが、これ以上手を入れてもそんなに変わらないだろうからこれくらいにしておいた。



その後は絵の回りを囲んで盆踊りが始まり



和太鼓が叩かれたり



絵の上で区議員の人が挨拶したり


歌手の人が歌って、見ていた子供たちが踊ったり



また盆踊りが始まったり


自分が描いた絵の周囲でこんな儀式が続く光景はなんだか不思議で面白可笑しいものだった。


今年は松本先生と会えなかったのが残念だ。
1日経った今は筋肉痛なので自宅で安静にしている。
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二日目の作画開始です。

昨日の疲れが残っているせいもあり、なんか気持ちが入りません。
だいいち画面サイズが昨日の半分以下だ。これじゃぁ見せ物としての面白みに欠けるじゃないか。(ならば緻密に上手く描けば良いだけの話ですが、そこまで腕が良い訳でもないし)


着ぐるみヒーローのアミーゴマンやメイドールズにからまれ、いや励まされながら作画を進めます。



異常な程暑い。そして身体がだるい。今日は進み方が良くないなぁ。

などとグダグダしている頃です。会場にあの方が現れたのです。
ヒゲとドクロ帽がトレードマークの、あの漫画家が。
大四畳半で銀河鉄道でザ・コクピットのあの漫画家が。
俺の大好きな、時間は夢を裏切らないあの漫画家が。
あの世界のマツモトが、まるで近所に住む人のようにフラリとひとりで歩いてやって来たのです。
いや近所に住んでいる事には違いないのですが。


勝手に描いていてバツが悪いぞ。
いや商工会の会長から許諾はいただいていると聞いてはいるのだが
もしも話が行き違っていて、叱られたらどうしよう。
おまけにこちらはニセのドクロ帽を被ったニセ松本零士のようなふざけた風体なのだ。

いやなによりも作者に見られるのなら、もっと上手く描かなければいけない。
このままじゃ駄目だ、もっと頑張ろう。とペースを上げていく。


暑くて辛かったり、雨がパラついたり、通りかかった人達に励まされたり

子供が扇いでくれたり、差し入れをいただいたりしているうちに日が暮れて来ました。
完成と言っていいかどうかわからないが、とにかく画面が埋まった。
憧れの作者がすぐ近くにいるというのに、こんな出来でいいはずはないのだが
疲れてこれ以上は出来そうもないので、この辺で終了だ。


小さいサイズなのにけっこう時間がかかってしまった。

そして、松本先生が見に来てくれた。
もう何時間も会場にいてお疲れでしょうに。汗も随分かかれているのに。
わざわざ足を運んで下さり、どう感謝すればいいのだろう。
とりあえず、自分の松本作品への愛を一方的に伝える。
(横で見ていた人に後で聞くと、棒のように直立不動だったという。)

「よく描けている」と褒めていただけたのだが
これはファンの描いた似顔絵に対する言葉以上のものではない。

「これじゃぁ駄目だ。ちょっと貸せ!俺が見本を見せてやる!」くらいの事を言われたかったのだ。
もっと凄いものを描いていたならそれくらい言ってもらえたかもしれない。

来年こそ。
練馬区大泉商工会、銀河の夜の盆踊り大会2015の話、つづき。

ずっと見てくれている奇特な人もいるもので、検索したら随分写真が出てきました。
無断使用で申し訳ないですが、どうせ映っているのは俺なんだから許して下さい。




寄付金の札でどんどん絵が隠れていく様子を
残念がったり怒って下さる方もおられましたが
当の本人は、この状況を結構楽しんでおりました。

即興で描くと言う事は、即興で消え去っていくのが当然。これはまるで音楽のようではないかと。
まぁ……所詮消される程度の出来だったという事でしょう。
なにより、寄付金が多いという事は良い事です。
去年は二日間、絵を描くスペースがずっと残っていたのだから、これは喜ばしい事ですよ。


とうとう全部隠れた。左端、左下にちょっとだけ見えますが。
(遅い時間まで撮って下さった方、ありがとうございます。)


それよりも、ここのボードでもう描く事が出来ないのだ。そっちの方が困った事だ。
どうする!?二日目は中止か!?


いや、かしこい私はすでに手を打っていたのだ。
こんなこともあろうかと、控え室にあったゴツいテーブルが縦に自立させられるのを確認し、担当の人に何脚かかしてもらえるように話してあったのだ。
2脚しか貸せないと言われていたが、翌日午後、私は3脚持ち出して、立てて並べてみた。


だいたい畳2枚くらいの面積だ。昨日の1/3程度の面積で、見せ物としての面白みに欠けるが仕方がない。
体力的にかなり参ってはいたが、2日目も描き始める。
(つづく)


次回予告

原作者がやってきた。どう評価されるか!?それとも叱られるのか!?次回を刮目して待て!!
昨年と同じ場所、練馬区大泉学園、妙延寺 の盆踊り大会で松本画を描いてきました。

なんか自分は前より下手になったんじゃないじゃか、勢いが足りないなぁ、
なんて考えながらやっていました。
(写真はTwitter等から勝手に拾ってきたものです)




という感じで進めておりましたが、困った事が起きました。
今年はお祭りへ寄付金(花かけというらしい)が昨年の倍以上もあったのです。
いやそれはもちろん良い事なのですが、
僕はそれを貼り出すための花かけ台に紙を貼って描いているのです。
お札が多くなり貼るスペースが無くなり、関係者が困っています。

「いいから絵の上に貼っちゃって下さい」
こちらが言うまでもなく、そうするしかないのです。
絵の上にどんどん貼られていきます。

なかなかスリリングで楽しくなってきました。
左側を描き進めても、右側から絵がどんどん隠されていきます。

最初はキャラの顔を外して貼ってくれていましたが


メインキャラ以外はどんどん隠れていき



で、最後にはハーロックの顔だけが見える状態になりました。(写真無し)

家の窓からハーロックが微笑んでいるような微笑ましい光景でした。

2日目の朝にはボードが全面、花かけで埋まっていました。
描く場所がない。これは中止か……?(つづく)
11月17日夜〜18日早朝、いつもの川崎アティックのライブで描いてきました。
大きい紙に描いたり
DJとの対決で殴り描いたり
リクエストに応えて腕等に描いたりでした。





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