描いたものを貼ります。
このすぐ下にある[1]や[2]とかをクリックして見てやって下さい。
二日目の作画開始です。
昨日の疲れが残っているせいもあり、なんか気持ちが入りません。 だいいち画面サイズが昨日の半分以下だ。これじゃぁ見せ物としての面白みに欠けるじゃないか。(ならば緻密に上手く描けば良いだけの話ですが、そこまで腕が良い訳でもないし) 着ぐるみヒーローのアミーゴマンやメイドールズにからまれ、いや励まされながら作画を進めます。 異常な程暑い。そして身体がだるい。今日は進み方が良くないなぁ。 などとグダグダしている頃です。会場にあの方が現れたのです。 ヒゲとドクロ帽がトレードマークの、あの漫画家が。 大四畳半で銀河鉄道でザ・コクピットのあの漫画家が。 俺の大好きな、時間は夢を裏切らないあの漫画家が。 あの世界のマツモトが、まるで近所に住む人のようにフラリとひとりで歩いてやって来たのです。 いや近所に住んでいる事には違いないのですが。 勝手に描いていてバツが悪いぞ。 いや商工会の会長から許諾はいただいていると聞いてはいるのだが もしも話が行き違っていて、叱られたらどうしよう。 おまけにこちらはニセのドクロ帽を被ったニセ松本零士のようなふざけた風体なのだ。 いやなによりも作者に見られるのなら、もっと上手く描かなければいけない。 このままじゃ駄目だ、もっと頑張ろう。とペースを上げていく。 暑くて辛かったり、雨がパラついたり、通りかかった人達に励まされたり 子供が扇いでくれたり、差し入れをいただいたりしているうちに日が暮れて来ました。 完成と言っていいかどうかわからないが、とにかく画面が埋まった。 憧れの作者がすぐ近くにいるというのに、こんな出来でいいはずはないのだが 疲れてこれ以上は出来そうもないので、この辺で終了だ。 小さいサイズなのにけっこう時間がかかってしまった。 そして、松本先生が見に来てくれた。 もう何時間も会場にいてお疲れでしょうに。汗も随分かかれているのに。 わざわざ足を運んで下さり、どう感謝すればいいのだろう。 とりあえず、自分の松本作品への愛を一方的に伝える。 (横で見ていた人に後で聞くと、棒のように直立不動だったという。) 「よく描けている」と褒めていただけたのだが これはファンの描いた似顔絵に対する言葉以上のものではない。 「これじゃぁ駄目だ。ちょっと貸せ!俺が見本を見せてやる!」くらいの事を言われたかったのだ。 もっと凄いものを描いていたならそれくらい言ってもらえたかもしれない。 来年こそ。 PR |
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